2022年8月期 決算説明会(質疑応答)
2022年8月期 決算説明会(2022年10月25日開催)
本文は、2022年10月25日(火)に開催いたしました、2022年8月期決算説明会における質疑応答の主な内容を、抜粋しておまとめしたものです。
- 2022年8月期を振り返り、総括をお願いします。
- 2022年8月期は人材サービス事業の閲覧課金売上が順調に推移し、スカウトも166%の成長、また2022年3月にクリック単価を120円に上げたことが寄与し、期初の計画を上回る形で増収・増益を達成しました。一方でヘルスケア事業は前年比3%の成長となっていますが、健康保険組合連合会との契約内容が変更になったためで、企業と自治体との取引だけに限ると2倍を超える成長となっています。
- 2023年8月期の見通しの達成可能性はどれくらいなのでしょうか?
- 2023年8月期の見通しは不確実性を可能な限り排除し算出しており、達成可能性は高いと考えています。 なお、足下の進捗状況ですが、売上・利益ともに好調に推移しています。
- 全歯科医院の3割が当社顧客化しているとのことですが、今後はどこまで伸ばせるとお考えですか?
- 当社としては全国の歯科医院のうち半分程度が採用活動が必要な医院だと考えています。従いまして当面は5割の歯科医院様が当社の顧客となることを目指しております。
- 普通人材サービス事業は春に売上が偏るイメージ(季節性)があるのですが、閲覧課金売上高のグラフをみるとそこまで大きな偏りはないように見受けられます。これはどのような要因でしょうか?
- 一般的な人材サービス事業の売上が春に偏る大きな要因としては、入職時期が4月に集中するためです。当社サービスにおいては、恒常的に人材不足となっている歯科医院向けの求人を取り扱っていることから、季節を問わず募集があり、一般的な求人に比べ季節の偏りが少ないといえます。加えて当社サービスの閲覧課金制では、成功報酬型のような入職日ではなく、求職者が転職活動を行っている期間に売上が計上されるので、季節性は大きくありません。
- ヘルスケア事業に関して2023年8月期の見通しが2022年8月期対比でマイナスとなっています。利用法人数が伸びているのに売上が下がる理由はなんでしょうか?
- 健康保険組合連合会(健保連)に対する契約内容が2022年4月から変更になり、今まで売上の比率が高かった健保連売上が減少するためです。一方で企業・自治体の利用数は大きく増加しており、特定の取引先に依存しない売上構成になりつつあります。2024年8月期以降は増収となる見込みです。
- 2023年8月期の広告宣伝費とシステム関連費の増加の理由は何でしょうか?
- 広告宣伝費については、基本的な方針はこれまでと大きくは変わりませんが、閲覧課金以外のサービスにも広告宣伝活動を強化する予定です。 システム関連費については求人サイトやヘルスケアアプリの改善や機能追加、新サービスの開発のため増加しており、今後もシステム開発投資を継続していきます。